障がい者雇用
1985年から障がい者の採用を始め、2024年7月現在では36名(全従業員の約半数)が働いていて、そのほとんどが知的障がい者です。障がいがある者もない者も、その持っている能力を活かすことができ、協力し合い共に働くことができる職場づくりが私たちの理想であり、かつ私たちができる社会貢献の一つだと考えています。
昨今、欧米をはじめ日本でも、障がい者のことを ”チャレンジド” と呼ぶことがありますが、”挑戦の機会を与えられた人たち”という意味です。私たちもこの精神にのっとり、 ”チャレンジド” と共に日々挑戦していきます。
※弊社では表記を「障がい者」に統一したいのですが、公的機関・文章では「障害者」と表記されているため、あえて使い分けをしています。
厚生労働大臣表彰を受賞
企業の障がい者雇用及び職場定着を進めるため、雇用管理や職場環境の整備などを改善・工夫し、様々な取組を行っている事業所として、令和2年度「障害者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰」を受賞しました。
令和2年9月15日に、弊社社長が厚生労働大臣から表彰を受けている様子などをご紹介します。
表彰式の様子
表彰状
副賞
全員参加型の指導・支援
入社時や配置転換時は、作業に慣れるまで個別にきめ細やかな指導を行っています。
ジョブコーチや障害者職業生活相談員等を配置し、作業指導だけではなく、悩みや困りごとを早期に解消できるよう心がけています。
能力開発はもとより、作業の単純化や機械の改良および職域の開発により、雇用の拡大を目指します。
毎日、前後駅・大府駅に送迎しています。
毎日朝礼を行い、注意事項の伝達や体調・服装等のチェックをしています。
リターナブルビン分別の注意事項について説明しています。
教育、障がい者指導支援ワーキンググループ
障がいに関する知識や理解を深めるために、講習会への参加や社内勉強会を行っています。
障がい者指導支援ワーキンググループは、指導支援計画の立案や父母懇談会・リクリエーションの企画・運営等を担当しています。
先生をお招きし、財産管理の方法や成年後見人制度について勉強しています。
ジョブコーチや障害者職業生活相談員の資格を、積極的に取得しています。
障がい者指導支援ワーキンググループで話し合っています。
リクリエーション
仲間との連帯感を得たり、モチベーションを向上させる効果のあるリクリエーションを定例行事としています。
連携・啓発活動
父母懇談会や家庭訪問等を行い、家庭やグループホーム等との連携を大切にしています。
特別支援学校・作業所・障害者職業センター等からの作業実習や見学者の受入れ、公共職業安定所との連携を積極的に行っています。
他企業に障がい者雇用の推奨やアドバイスを行う等、外部への啓発活動も積極的に行っています。
毎年、父母懇談会で情報交換をしています。
お客さまから仕事ぶりと挨拶をお褒めいただくことも多く、嬉しく存じます。
表彰、精神障害者等雇用優良企業認証
愛知県知事他からの、「障害者の社会的参加」に関する感謝状です。
全国社会就労センター協議会会長からの、「障害者の継続雇用」に関する感謝状です。
精神障害者等雇用優良企業認証事業委員会から「精神障害者等雇用優良企業認証」をいただきました。
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構に障害者雇用事例を寄稿
「職域開発により知的障害者の多数雇用と定着を図る」というタイトルで寄稿しました。2005年と少し古いですが、弊社の障がい者雇用に対する思いは、その当時と全く変わりません。
ご一読いただけましたら幸いです。